うろうろ日記

つまらないので読まない方がいいと思います

々の出し方

前エントリ「本ブログの活用法」を投稿してから150日が経つそうです。

そして全く実践していない。

でも、私のバイブル「緊張をとる」(伊藤丈恭 著)にも何度も出てくるけど、何かを達成したいときは外堀を埋めるのが鉄則だ。直接目的にアクセスしようとしても大抵上手くいかない。他のことに集中して気を逸らす、そして間接的に対象に肉薄する。

わかりやすい例を出すと、失恋とかして悲しいときに「早く忘れよう、元気になろう!」と意気込んだところで忘れられないし元気にもならない。むしろ力めば力むほど余計につらくなったりする。そんなときどうするかといったら、関係ない別のことに没頭する。いつの間にか嫌なことも忘れている。王道です。

 

なので関係ないことでもとりあえず何か書けば己が滲み出て来るし、感情の掘り下げに役立つんじゃないかと思う。

折角このアカウント持ってるし、はてなブログだし、知り合いとかも誰も見ないからちょうどいい。

 

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魔女の旅々というアニメを観た。実に何とも言えないアニメだった。主に悪い意味で。

理由を説明するには、既にあるレビューを見ればだいたい事足りる。

 

www.amazon.co.jp

 

(レビューを直接リンクすることができないようです。リンク先の詳細をクリックしないといけない)

 

あるところに一人の旅人がいました。彼女の名はイレイナ。若くして魔法使いの最上位「魔女」となった才女です。幼いころに読んだ旅の物語に憧れて、流されるように気ままな長い旅を続けています。この広い広大な世界を自由に渡り歩き、わけのわからない可笑しな人や、誰かの美しい日常に触れながら、彼女は旅人として、これといった目的もなく、色々な国や人との出逢いを繰り返します。そして同じ数だけの――

「構わないでください。私、旅人なものですから。先を急がなければならないのです」そんな魔女イレイナが紡ぐ、出逢いと別れの物語…。

(Amzon Primeより)

 

 

マスターディッカーさんという人のレビューが特に参考になりました。

主人公の立ち位置は傍観者に徹して訪れる各々の土地や現地の人々にフォーカスするか、旅をしていく中で出会った人々との交流などの経験によって変化し成長する主人公が主体なのか、そのどちらでもなく中途半端な仕上がりになっているという構造的な問題があると…

 

確かにそうだ。人助けしないからって文句を言うんじゃない!イレイナは赤の他人で傍観者なんだから、構わないで下さい私は旅人ですという台詞を理解しましょう?いや、それはそれで舞台になる街や人の掘り下げが無い。ストーリーが薄い。

 

かといって旅をすることで成長するとか人間的に深みが増すとかも何もないというのは散々レビューで言われていることだけど、何もないのにあたかもあるような描写がちらほら目につくのが良くない。

 

第二話でイレイナは魔女の証であるブローチをサヤという少女に盗まれるのですが、盗んだ理由が「寂しかったから」というものでもうこの時点で意味不明なんだけどそれに対しイレイナは「人間ここぞというときは独りでないといけません(うろ覚え)」と諭す

 

おまけに偉そうに説教してるシーンがあるけど、貴女孤独だった事ありましたか? (レビューより)

 

気まぐれに時々こういう悟っている成熟した人間です感を醸してくるがまるで説得力が無いんよ。作者が深イイ感じのすごい名言でドヤ顔したかっただけなんじゃないかって思わず邪推しちまうよ。若い方ならしょうがないっちゃしょうがないよな、そういう自意識。。まあ原作読んでないけどな、アニオリの台詞ならごめん。

 

あと、最終話。イレイナは十何人かの並行世界の自分と出逢うのだが、その中に一人悪いイレイナがいて、そいつはひどいものを見て完全にやさぐれて闇堕ちした世界のイレイナで他のイレイナを全員殺そうとしてくる。それを主人公のイレイナはなんだかんだ闘って収めて最後はやさぐレイナも落ち着くのだけど、

 

「旅は出会いと別れの連続で、同時に選択の連続でもあります。私には別の選択もあったかもしれない。私以外の可能性が…だからこの国に来て私たちに出逢ったのです」

 

という総括をする。なんとなく壮大で良い話みたいになってるけど…

繰り返すが彼女は旅をすることで色々な経験をして成長するとか深みを増すとかまるでないのだ。最大限のつらい体験が9話の”時間遡行先で目撃した凄惨な事件”なんだけど、それだって結局傍観者の立場でしかない。ましてや旅に目的も無い。好きだから、子供の頃読んだ冒険譚に憧れたから、ということらしいが、だからバックパッカーみたいなもんかねと最初は解釈しようとしたが…

 

いや、意味のある感動的な物語だったみたいな謎のまとめ方するな!

あらゆるテンプレキャラが勢揃いで一堂に会していたが、不本意に事件に巻き込まれる以外移動して観光するだけで能動的に何もしないんだから、私以外の可能性も別の選択も何も言うほどなくない?

 

省くけどこれ以外にもそれがどうした?っていうような些細なことをやたら大袈裟に表現するところが多すぎる。

 

それとね、この主人公、「自信家で高慢ではあるがひたむきな努力によって裏打ちされたもの」のように言われてもいるが、いや、フィクションなんだから、そんなの文章ではいくらでも言えてしまうでしょう。一言「私はストイックに努力を惜しみませんでした」と書けばそういうことになるので。アニメでも1話でだけ10秒くらいダイジェストで「自分で言うのも何ですが私は努力しました」というシーンが出て来る。10秒くらいダイジェストで。

 

でもそれじゃ観ている側は納得いかない。はあ、そうですか…と気持ちが追いつかない。

もっと時間をかけて物語を展開して、端々で説得力のある側面を見せてくれなければ。少年漫画みたいに。

 

だが特にそういうこともない、努力に裏打ちされたらしい実力が最初から標準装備の偉い魔女様のパワーは、何にも生かされずただ誇示するためだけに存在しているように見える。それをやって良いのは、最初からキャラクターの魅力が周知されている二次創作くらいですよ。

 

しかしこうやって書いてみると、本当にレビューで全て言ってくれていることばっかりだな。自分の考えることなんて既に誰かが実行しているもんだの縮図だ。

 

ディスってばかりなのも感じが悪いので、今度は何かしらの褒めエントリも書きたいと思います。ただ褒めたいときはすごい!良い!みたいな感想しか出てこないのに対しディスりたいときは具体的に思いついてしまうので非対称性がある。幸福な家庭はどれも似たものだが不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものであるっていうトルストイのあれよ。

 

このアニメで気づいたが、自分は案外強固なヘテロセクシュアルなのかもしれない。

生まれてこの方ストレートだけど、ジャンル関係なく色々な趣味にハマったりする性格から実はパンセクシュアルなんじゃないかなーと思っていたのだ。

巡り合わせ次第では同性に恋をすることもありえると思っていた。

 

が、最近よくある百合ゴリ押しのこのアニメに出て来るサヤが、イレイナに大層熱を上げていてめちゃくちゃ気持ち悪い。

 

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右がサヤ

 

もう批判ですらなくただの悪口で申し訳ないけど、こいつマジでキモい。

あと、このサヤの妹が媚薬を吸い、実は私お姉ちゃんのことがかわいくてかわいくて…ってサヤに迫るシーンがある。これがまたサヤに負けず劣らず気持ち悪い。

 

見た目は普通にかわいい絵柄なのになぁ…ここまで本能的に深い嫌悪感が湧くって、生理的に同性愛(自分と同性)が無理なんだな。

ちなみに男性同性愛にはそういう嫌悪感は無い。

 

でも、8話に出てくる人形店店主はかなり好き

 

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ハンジさんに似てるから

 

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推しは正義。言葉はいらない