うろうろ日記

つまらないので読まない方がいいと思います

好きな映画を語ってみる 猫の恩返し

お題「何回も見た映画」

前置き

(前置きが長いです)

 

最近メアリと魔女の花を観たのですが、これがなかなか良かった。

もともとあまり良くない噂を聞いていて期待値が低かっただけに、余計良く感じたのもあると思う。

なんだ!全然面白いじゃん。って

宮崎駿には及ばないし、大人にはちょっと物足りないかなぁとは思ったけれども、子供が観るには申し分ないと思われます。そもそも子供のための映画だし

 

でも、その後に読んだ読売オンラインの、プロデューサー西村義明氏のインタビュー記事がもうとてつもなくよかった。

映画自体より感動してしまった。

あんなに厳しくズバズバ切り込める記者もすごいし、それを真っ向から受け止めて全てに期待以上の答えを返せるプロデューサーもすごい。すごすぎる

そんな記者がいてあの記事を掲載できる読売新聞も、ものすごいのかもしれない…

 

……

 

けどリンクは貼りません。リンクポリシーがクッッソめんどくさいので。

(正直ここで読売にがっかりした。他の新聞社も大差なさそうだけど)

でも記事は本当に良いので是非探し出して読んで下さい。

 

で、その記事の中に、ベイマックスのドン・ホール監督の

「アニメーション映画というものは、世界中の人間が人生で初めて映画館で見るものなんです」

という言葉に言及している部分があります。

 

私が映画館で初めて観た映画ってなんだろう?

真剣に考えたけど思い出せませんでした。

 

けど、人生で初めて複数回観に行った映画、初めて夢中になった映画は今でもよく覚えています。

それが猫の恩返しです。

 

自分の時間を生きる

 

幼い頃に夢中になったもの、大好きだったことって、本当に一生の宝物なんですよね。

好きなだけじゃなくて、もはや自分の一部というか。

自分の内側に感じられるようなことって、大人になってからだとそうそう出会えないんだろうな。

 

私にとってその最たるものが猫の恩返しです。

もうレンタルビデオ屋で何度ビデオを借りて観たことか…(買えよって話だけど何故か持ってなかった)

 

小さい頃は、物語というものは文字通りものを語ること、ストーリーが進行していくことだけだと思っていました。

つまり、核となるテーマとかコンセプトとかがあって、ストーリーを通してメッセージが伝えられていくのが本当の物語であることを知らなかった。

 

だから、ただただ面白くてわくわくして、それだけで何度も観ていた。

でも、そういうことを考えられる歳になってからまた観たとき、この映画の重要な台詞に気づきました。

 

それが、「自分の時間を生きる」です。

 

ムタさん曰く「猫の国は自分の時間を生きられない奴が行くところ」。

バロンは「君が自分の時間を生きられるかどうかが大事」とハルに言う。

そしてハルは映画の終盤で気づきます。

「私、間違ってなかった。悩んだり苦しんだりしたのも全部、大切な自分の時間だったんだ」

 

こういう瞬間。

人生の途上で、奇跡のように訪れるこういう瞬間って、すごく尊いと思うんですよね。

今までのことが全部意味を持って、全部が繋がってくる瞬間。

もっと小規模なものなら、それなりに時々来る。それに気づけるかどうかはその人次第、そういう姿勢を常に持っているかどうかだけれど。

 

でも。そんなものじゃなくて、

もっとずっと大きなスケールで今までの全てが繋がる瞬間が、人生のどこかできっと来るはず。

自分はこのために今日まで生きてきたんだ。あの日のこととか、後悔してたこととか、全部ここへ来るのに必要だったんだ。

そういう風に思える瞬間が。

 

猫の恩返しはそういうことを教えてくれた映画でもあるのだと思います。

 

……

 

ちょっと感情的になりました 

好きすぎて。。

バロンがハルをお姫様抱っこするとことかバロンの一人称が普段は私なのにピンチのときだけ俺になって「俺を信じろ」とか言うのとか、ハルの猫耳があまりにも萌え文化を先取りしてるしそれでいてオタク的きもさが全然無くてかわいいやばいとか、ムタさんが面白いとか(雑)

最高な要素がありすぎて。。。

 

たぶんあれですね。

観るたびに「もう戻れないあの頃」への憧憬がどっと溢れすぎて、それが余計にこの作品を輝かせるというか、だからますます好きになる。

ノスタルジー最強説。

 

あーあ猫の恩返しって続編出ないのかなぁ。。

だいぶ前の映画だからなぁ。10周年のタイミングもとうに過ぎてしまったし

それどころか20周年がもう近い!

 

時の流れはマジで恐ろしい